名古屋大学の学部2年生から大学院博士前期課程院生までを対象とした授業

 

 

2024年度 前期 水曜2限

教室:文総

 


(名大ドイツ文学教室に)戻る


授業内容:

学部2年生以上(大学院生・研究生を含む)を対象とした授業。
話しことばの文法を習得すること、及び、その文法に基づいて、話しことばの理解能力と表現能力を得ることを目指す


毎回の授業において、次の3つのことを行う。

(1)話しことばでは多用されるのに授業ではほとんど扱われることがない語類として「心態詞(Abtönungspartikel)」が挙げられる。この授業では心態詞に関する説明と練習を行う。

 
(2)音声教材(„Hören Sie mal!“ という教材)を用いて「受容能力涵養」の練習(いわゆる「リスニング練習」)を行う。


各授業において、上記(1)と(2)を行う。

(3)その他、授業では一般的にはあまり扱われていない実用文法(話しことば特有の文法)の解説と口頭練習を行う。

授業が、退屈にならないように、各授業は、授業時間配分をしながら、上記3点を組み合わせて行われる。

 


ドイツ語によるコミュニケーションにあたっては、まず相手の発話を理解すること、相手の心的姿勢を理解すること、自分の心的姿勢を適切に表現することが重要になる。これらの能力を身につけるために上記の練習を行う。

 


教材:プリント教材と音声教材を使う。

 


口頭練習が主なので、授業中の練習が最も重要であるが、授業中に指示された項目に関しては自宅での準備も必要なことがある。

 


成績評価:

授業中の貢献度とできばえ60%
期末試験(もしくはレポート)40%

ただし、通常の授業における練習と試験の内容は連動するので、授業と試験は内容的に一体化している。

5回以上無断欠席をした場合は(履修取り下げをしない限り)自動的に「F(不合格)」になる。

 


第1回目の授業でメールアドレスと携帯電話番号を伝える。このいずれかを使った連絡はいつでも歓迎する。